
1968年『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』で衝撃のデビューを飾り、『イングロリアス・バスターズ』のクエンティン・タランティーノや、『スパイダーマン』のサム・ライミなど、数多くのクリエイターたちに影響を与え続けてきた伝説のフィルムメーカー:ジョージ・A・ロメロ。2009年ヴェネチア国際映画祭、トロント国際映画祭で上映され、大絶賛された本作『サバイバル・オブ・ザ・デッド』では、国家・秩序・人間性すべてが失われた圧倒的絶望感に支配された世界で、ある島にわずかな希望を託し、生きることだけを追い求める人々をロメロならではの視点で表現し、“生きる”ということの新たな意味を我々に突き付ける。数多くのファン待望の新作がいよいよ日本に上陸する。

ある年の10月、突如として死者が蘇り、人々を襲い始めたという衝撃的なニュースが駆け巡った。それから4週間あまりが経ち、世界はまさに地獄と化していた。元州兵のサージも秩序を失い、崩壊した軍隊を離れ、強盗を繰り返しながら安全な場所を探し求めていた。そんな自分と世界に嫌気がさしていたサージに信じられない情報が舞い込んで来る。デラウェア沖に“安全な島”があるという。サージたちは疑いつつも、どこにも希望を見出せない今、わずかな望みをかけてその島へ向かうことにする。命からがら島へ辿りついた彼らを待ち受けていたのは、島民からの襲撃と進化を遂げつつある死者の群れだった・・・。